【財務省森友学園事件で赤木俊夫氏が遺した「手記」について・・・・・事件の背景には国家公務員のキャリアシステムがある】
- 2020年03月19日
- 新憲法研究会
https://bunshun.jp/articles/-/36667
週刊文春2020.3.26掲載の「赤木俊夫氏が遺した「手記」」の中に次のようにありました。
「パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです」「近畿財務局の幹部をはじめ、誰一人として本省に対して、事実に反するなどと反論(異論)を示すこともしないし、それができないのが本省と地方(現場)である財務局との関係であり、キャリア制度を中心とした組織体制そのもの(実態)なのです」
財務省森友学園事件で公文書改ざんが行われた背景には国家公務員のキャリアシステムがある、と赤木氏は述べているわけです。
・事件の再発防止のためには「キャリアシステムの完全廃棄」が必須である、
・「良識の府」である参議院行政監視委員会が取り組むべき重要課題である、
と考えます。
以下ご覧ください。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2008pdf/20081128100.pdf
荒井達夫「国家公務員制度改革とキャリアシステム~参議院による行政監視の意義~」立法と調査2008.11
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/20081128.html
立法と調査 別冊(平成20年11月28日)
特集:国家公務員制度改革とキャリアシステムに関する意見調査
キャリアシステムの廃止 ~民主制国家を支える国家公務員の育成のために~